MRTR氏のブログの2/11の記事中平卓馬展をやっているというのを見かけていたので、昼過ぎに見に行こうかなと近代美術館のサイトを調べたら、カタログ刊行が3月とあったので止めにした。去年の挑発関係のときもカタログが遅れてたけど、展覧会の開会に間に合わないってちょっと意味がわからんな。

けっきょく行こう行こうと思いつつ行けてなかった千葉市美術館の鳥文斎栄之展を見にいった。千葉駅で降りたのははじめてからもしれない。駅前の通りはひろびろしていたが、風の通りが強くて今年一番で寒かった。栄之展はめちゃくちゃ面白かった。コピペみたいなのっぺり顔ばっかりなのに着物の流れるようなラインの美しさでみんな美人に見えてくるという不思議。しかし1800年の日本人女性で7頭身8頭身のプロポーションは理想化されすぎなんじゃないかと思わなくもなかった。日本所蔵のものより海外所蔵のものの方が状態が良いのも海外人気の高さゆえなのだろうか。

ところでコンタクトレンズで鑑賞にいったのだが、細かいところを見ようにも顔を近づけると像がぼやけてほんとつらかった。なんかさいきん一気に老眼が進んだ気がする。もう美術館賞は眼鏡で行かないときついかも。松江泰治の写真集を見るときも切実にルーペが欲しくなったしなー。

2/22は猫の日らしいので、猫のイラストカードを選んでフォトフレームに入れてみた。

左上の猫が岡崎乾二郎のイラストで、その流れでなんとなく岡崎氏の公式HPを見てみたら、猫の新作の展覧会が発表されてた。

さっそくギャラリーに予約を入れておいた。

絵葉書とかのカード類は本棚の隙間に突っ込んでるんだが、猫の絵葉書を探している時にふと本棚の本に目を向けたら『脱獄計画』があった。なんだったら一番目立つ位置に置いてあって唖然とした。