だらだら仕事。テストジャンキー読んで、ネットを見ていたら、とある秘密が明かされてるのを発見してちょっと驚く。

仕事終わってからTOHO新宿で映画鑑賞。パーフェクトデイズ。さいしょの3連続のちょっとした悪意の見せ方があからさまに紋切り型で、この調子がつづくときついなと思っていたが、それ以降はおわりまでいい感じだった。派手さはないがいい感じ。あーいや、あと妹と父親との確執のにおわせとかはすこしうんざりしないでもなかったが、全体的にはまあいい感じの映画だった。役所広司はいい俳優だなーと思った。

一昨日あたりから左わき腹がちくちく痛む時があって、これはまさか結石…と焦る。お茶を飲みすぎかも…ということで仕事中はお茶をやめてお湯を飲む。お小水は濁ってないし赤味もないのでまだ大丈夫だと思いたい。

画像はここ最近の枕頭の詩集。最近といってもけっこう経つかも。寝る前に数ページ読んでを繰り返しているのだが、しおりを挟んでないのでたまにどこまで読んだか忘れて最初から読み直したりで、まだ1回くらいしか最後まで読めていない。感受性が低い性質ので詩集は繰り返し読んでれば何か感じられてくるかもの精神で挑んでいる。この詩集はブックデザインが秀逸で、本文も縦書き・横書きが混じっていて二段組?になってるページもある。そしてカバーが斜めに切れていて、そこからタイトルが覗いてみえるというニヤリとさせられる演出があり、あとたぶんカバーの写真が天地逆になっているとも思われる(これは見誤っているかもしれないが)。以上のつくりを総合すると縦横斜めに上下逆転までしていて、それぞれの異なったベクトルや重力なんかを1冊におさえつけてしまった結果、負荷のかかったカバーのタイトルがバラバラに吹き飛んでしまっている!(カバー上もカバー下もタイトルの『法規』だけ文字が反転している)のではないかと妄想。

というわけであまりにかっこいい詩集だったので、ネットで調べたら作者のプロフィールが非公開となっていて、な、なんてとんがった詩人なんだと思ったのだった。

本文の詩も、どこかしら理路のととのってないような文章になっていて、結合部のまちがったジグソーパズルのピースとピースをはめこんだような言葉の組み立て方が、いまにも弾けてしまいそうなあやうい気配を感じさせる…といったイメージで読んでいるが、まあ自分の妄想に引き付けてイメージしがちかも。ひとつひとつの文章や言葉の選択された意味なんかも考えて読まねばならないなーと思いつつ今日も枕元に置く。