仕事、テストジャンキー、痴愚神の勝利。痴愚神の勝利はエラスムスの痴愚神の原典らしい(現代の基準でいうと剽窃元)ということで読んでみた。読み物としてはエラスムスの方がだんぜん面白かった。やはり引用なんて剽窃でいいんだよ。

三宅さんからのおすすめ本、仙田学『盗まれた遺書』この本は読んだことがないけど、仙田学はほかに何か読んだことがあるはず…と思ってネットで検索してみたけど、見たことない本しか出てこない。で、三宅さんの次の日のブログを読んで気づいた、俺が読んでたのは横田創だった。どうも仙田学と横田創を同一人としてぼんやりと記憶していたようだ。

『盗まれた遺書』は街の本屋ではもう買えそうにないが、古本屋でもそうそう出会える本とも思えないので、いやいやながら腐れアマゾンを利用する。

仕事帰りに『哀れなるものたち』鑑賞。予告編で気になっていたが、ダリの超現実みたいな悪夢めいていながら美しい映像世界が、軽薄な作品内容となかなかマッチしていて、おもしろかった。自分を世界一の男とおもっているイケオジがどんどんズタボロになっていく様は可笑しすぎた。